令和2年6月某日 第五人格をインストールした
なにかと例年どおりとはいかなくなった昨今。
普段であったら、土日フラフラ遊びに出掛けるため、その資金稼ぎをしに平日は真面目に働いていた。
しかし、アレである。コロナである。
私の好きな場所は、「密」になることが多い。実際、趣味で毎週末出掛けていたようなスポットで、クラスターが発生したという。
友達とご飯を食べ、推しの話をしまくり、最後はカラオケで締める、という黄金コースも好きだった。しかし飛沫云々ということを考えると、私の黄金コースは飛沫マックスコースに思えてくる。
出掛けられん。
嗚呼、出掛けられん。
とりあえず、しばらくは仕事以外はおとなしくしておくことにした。経済が危ない、というのもわかってはいるものの、毎日東京で過ごす身としては、なんだか友達にも会いづらい。
さて。そこで、ぽっかり空いてしまった土日の時間をどうしようかと考えた。
そこで始めたのが、ゲームだ。
というわけで、いままでスマホゲームなんてスクフェスくらいしかやったことがなかった小泉花陽ちゃん推しの私だが、覚悟をキメて第五人格なんていう恐ろしく難しそうなゲームをインストールしたのが令和2年6月上旬のこと。
ぶっちゃけ、すぐに放り投げると思って、プレイヤーの名前なんてテキトーにつけた。パッと頭に思い浮かんだ飲み物の名前をつけた。しかもそれ、ここ1年くらい飲んでない飲み物である。無駄にレア。
3日くらいやってみて、「わかんなーい、むずかしーい」といって辞める気は満々だった。なぜなら私がちゃんとクリアしたゲームなど、ヨッシーアイランドまでさかのぼるからだ。スーパーファミコン。ヘリコプターに変身するとテンション上がった。
しかし、が、しかし。
本日令和2年8月16日。
まだ、続いている。第五人格、続いている!
相変わらず、ここ1年間飲んでいない飲み物の名前を引っ提げて、私は毎日マルチで鍛え、サラリーマン生活の間を縫ってなんとか平日も1日3試合ずつランク戦を闘い、そしてダイス愛好家を買ってはサイコロをブン回している。
そう、端的に言えば、「ハマった」のだ。
他人と組んだり対戦したりするゲームは初めてだ。
コンピューターと闘ったり、売り手が用意したステージをクリアしていくのではなく、ゲームの先に、顔も知らぬユーザーがいる。人間がいる。
知らんひととリアルタイムで同じ戦場に放り出され、追って追われて、救助して救助され、一緒にゲートから出られて喜んだり、わけのわからんプレイで味方にぶっころされたりもする。
謝るひともいる。怒るひともいる。パブリックチャットはキッズまみれ。
すごい。オンラインゲーム、すごい!
というわけで、新たな世界の扉を開き、開幕即死芸人や湖景村お散歩芸人などを自称しながらも、ずうずうしい私は毎日楽しく第五ワールドを生きている。
なんかもう日々面白いことが起こるから、せっかくだから記録でもしようかな、と思ってブログを始めてみた。
先に言っておくと、このブログには第五人格でのチェイスの仕方だったり、立ち回りの方法だったり、そういう読んで得になることはなにも書かない。
否、書けない。
湖景村お散歩芸人がなにをアドバイスするというのだ。私がとうもろこし畑をひとり彷徨った後ようやく最初の暗号気に触ったとき、墓守さんが「暗号機解読48%」って言ったことがあるぞ。ごめんな。
ただただ、楽しかった思い出とか、そういうのを書き残していくだけである。
書き残したいな、と思うくらいに面白いことが、たくさん起こるゲームだから。
もし、万が一、なにかのアクシデントでこのブログを読んだ方がいらっしゃったら。
第五人格をインストールしている方であれば、「あ、このあとやってみようかな」なんて思ってくれたら、嬉しい。
やったことがない方であれば、「ちょっとインストールしてみようかな」と思ってくれたら嬉しい。思ってくれるだけでもうれしいけど、インストールしてくれたら、もっと嬉しい。さらには私とフレンドになってくれt
では、本日はこのへんで。
次回「スマホからめっちゃ三木眞一郎の声がする」「初めての納棺」「その肩幅の広いひと、イソップ・カールのお父さんですか?」の三本立てです。
じゃーん、けーん、ぽーん、ウフフフ~~